皆様いかがお過ごしでしょうか。私は休みを使って台湾に行ってまいりました。十扮(じゅっふん)っていう観光地をご存知ですか?願い事を書いたランタンを飛ばして、願い事をする場所です。中国語でまくしたてられたので、よくわからずにOKすると、16個もの願い事を書かなきゃいけなくなりました。人一倍欲深い観光客の出来上がりです。
当社はお米事業が本業ですので、現在のお米価格の大高騰は、お取引先的にも当社的にも嬉しい状況ではありません。なので、こんな感じで願い事をしました。

ここ凄いんです。線路の上で飛ばしてますが、定期的に列車が通ります。列車がくる1~2分前におばちゃんがホイッスルをふきならし、全員どくように指示します。その後普通に列車が通ります。このギリギリ感。おばちゃんが笛忘れたらジ・エンドです。
当社の隠れた逸品、米粉シフォンさんど
当社の売上はお餅が大半を占めていると思いきや、実は3位に食い込んでいる商品がございます。それがこの「きなこクリームあんこの米粉シフォンさんど」です。その名のとおり、米粉で作ったシフォンケーキできなこを入れたクリームと、あんこをサンドしています。これだけだと、何の説明にもなってないので、もう少し詳しく書きたいと思います。
こだわりきなこ
まずは、きなこクリーム。きなこを180℃の超高熱水蒸気で熱を入れます。この工程を入れる事できなこ本来の香りが立ち上がります。それを独自の配合で作ったクリームと手作業でかき混ぜます。生クリームよりもふわふわした口当たりの、特製きなこクリームが出来上がります。それに粒あんを合わせる事で食感や風味の、最高の相性の良さを楽しめます。
引き算なのにふわふわしっとり米粉シフォン
当店の米粉シフォンは、九州産の「ミズホチカラ」から作っています。製菓用に開発されたお米の品種。この米粉と米油を使って焼き上げる事で、米の、米による、米のためのシフォンさんどができます。ポイントはベーキングパウダーのような膨張剤を使わずにふっくら焼き上げているところ。膨張剤とは、炭酸ナトリウムを使って炭酸ガスやアンモニアガスを発生させて生地をふっくらさせる食品添加物。当社は米粉本来の力のみで焼き上げているので、引き算の米粉シフォンともいえます。しかし、あなどるなかれ。ふっくらかつ、しっとりとした、ほのかにお米の香りがするシフォンケーキになっております。ボキャブラリーに定評のある友人に食べさせたところ、「すごい!頑張れば飲めるんじゃないかと思うくらい柔らかい!」や「顎すらいらないシフォンケーキ!」「#顎なんか捨てちまえ、でハッシュタグつけときますね(笑)」などなど、あらゆる語彙を使って褒めてもらいました。ぜひ、ご賞味ください。ECで冷凍の状態で買う事もできます。常温で2時間ほど放置いただければ、できたての食感でお召し上がり頂けます。
